海外への旅行客が増えるゴールデンウィークに合わせ、中部空港で不正薬物などの密輸の情報提供を呼び掛けるキャンペーンが行われました。

 このキャンペーンは、名古屋税関が中部空港警察署などと協力して行いました。

 名古屋税関の職員ら約45人が、旅行客らにチラシなどを配り、不正薬物や金、テロ関連物質などの密輸に関する情報提供を呼び掛けました。

 「国内では若年層の大麻使用など不正薬物の摘発が増えています。不正薬物など密輸入の情報提供をお願いしたいと思っています」(名古屋税関中部空港税関支署 池田政彦次長)

 名古屋税関によりますと、去年の航空機旅客からの不正薬物の摘発件数はおととしの7.5倍になっていて、警戒を強めています。