【新店】固めに仕上げたクラシックプリン！白壁土蔵群に古民家をリノベーションしたカフェがオープン｜倉吉市

5/6(月) 6:03

こんにちはウタです(·Θ·)

2024年3月24日、倉吉の観光スポットに、古民家をリノベーションした素敵なカフェがオープンしましたよ♪
カフェはペットを連れて利用できる「ペットカフェ」
早速ご紹介しますね！

Harukiya Cafe(ハルキヤカフェ)

場所は倉吉市堺町。

餅しゃぶで有名な「清水庵」さんの斜め向かいにカフェがあります。

カフェの名前は「Harukiya Cafe（ハルキヤカフェ）」。
TVCMでもお馴染みのホームデコ、井戸垣産業株式会社のグループ会社が運営するカフェです。

駐車場

駐車場はカフェの隣、石井旅館の裏側、大岳院専用駐車場の一部が利用できます。
カフェの前は一方通行になっているのでご注意くださいね。

店名の由来ですが、この建物をリノベーションする前は、「ハルキヤ」という屋号が付けられていた事から、そのままカフェの名前に使わせてもらったそう。

そしてカフェには「Harukiya Cafe」の看板の上にもう一つ、「別邸葵町」の看板が。
実はここ、建物の2階にはペットと泊まれる宿があるんですよ。

店内の様子

それでは中に入りましょう！
建物はメインのカフェスペース、中庭、ペットと過ごせる和室と３つのエリアに分かれています。

カフェスペース

こちらがメインのカフェスペース。

可愛いティーコージー（ティーポットカバー）はスタッフさんの手作り。

カフェは先会計。こちらのカウンターで会計と注文をします。

中庭

こちらは中庭。
晴れた日はテイクアウトしたものをベンチに座って食べるのも良さそう！

ペットと過ごせる和室

そしてここはペットと過ごせる和室。
雨で中庭が使えないときも、ここがあれば安心！
ちなみにペットと泊まれる宿はこの2階にあります。

メニュー

これは私が訪れた時のメニューになりますが、この他にも、鳥取東伯ミートウインナーを使った商品など、新しいメニューが続々登場しています。
そして飲み物は約17種類も！

私がまず注目したのは「サンドドッグ」というユニークな名前のパン！
実はサンドドッグの「サンド」　は　砂場（鳥取を代表する砂丘）、そして「ドッグ」　は　犬（ペット同伴可能なカフェ）、これを掛け合わせたネーミングのパンなんです。

サンドドッグ頂きました！

赤瓦　サンドドッグ 450円（税抜）

パンに小豆あんと大山バター、そしてきな粉をまぶしたサツマイモのスティックがはさんであります。
小豆の色は白壁土蔵群の街並みを代表する「赤瓦」をイメージしたんだそう。
和風な味わいが楽しめるパンスイーツです。　　

倉吉　サンドドッグ　450円（税抜）

なんとパンに挟んであるのはプリンと生クリーム！
プリン大好きだけどパンに挟んであるのは初めて見ました( °Д° )
店長の井口さんの話によると、パンに挟んでも形が崩れにくいようにあえて固めに作ってあるそう。
プリンと生クリームには大山牛乳が使われています。

羽衣　サンドドッグ450円（税抜）

倉吉が羽衣（天女）伝説で知られていることにちなみ、パンには天女の羽衣に見立てた桜色の生ハム、バジルの入ったクリームチーズがはさんであります。
爽やかなバジルの風味と大山ハムの生ハムが絶妙！
ブラックペッパーが良いアクセントになっています。
私がサンドドッグシリーズの中で一番好きなパンです。

白壁　サンドドッグ　450円（税抜）

大山ハムのベーコンとクリームチーズ、フレッシュトマトをスライスして挟んであります。

サンドドッグには、なるべく一つは鳥取の食材を使うように心掛けておられるそう。

「観光で訪れた方に、このサンドドッグを通して鳥取の魅力を知ってもらいたい。そして地元の人に長く愛されるものでありたいです」と店長の井口さん。

倉吉クラシックプリン

こちらは倉吉クラシックプリン　380円（税抜）

実はこれ、サンドドックと同じプリンなんです。
元々プリンは単品ではなく、サンドドッグ用として考案されたものなんだそう。
でもプリンってそのまま食べても美味しいですよね？
そのためプリンだけの単品もメニューに追加されたんだとか。

カットする前のプリンを見せて頂きました！　このまま食べてしまいたい笑

そしてこちらは「モンブランもなか」。
薄焼きもなかの中に、モンブランクリームとバニラクリーム、マロングラッセが。
オープン以来人気のテイクアウトスイーツなんだそう。

アートパネルに描かれているのは……？

ひと通りメニューの商品をご紹介しましたが、最後に皆さんに見て頂きたいものがあるんです。
それがこの大きなアートパネル。

これは米子市のボールペン画家、青已はなねさんの作品で、倉吉市が「南総里見八犬伝」ゆかりの地という事から、8匹の犬をメインに描かれているそうです。

皆さんは倉吉が「南総里見八犬伝」ゆかりの地だとご存知でしたか？
私は店長の井口さんから教えていただくまで知りませんでした。
さらに、このカフェから歩いてすぐの「大岳院」というお寺に、南総里見八犬伝のモデルとされる、里見安房守忠義と8人の家臣が祀られ、境内にはお墓の方を向いた8つの犬の石像があるんだそう。
早速カフェの帰りに大岳院へ立ち寄りました。

※南総里見八犬伝……江戸時代に書かれた長篇小説、のちに映画化もされています