大学関係者を装って長崎県佐世保市内の商店からビール券140枚をだまし取ったとして、無職の男が8日、詐欺の疑いで再逮捕されました。

再逮捕されたのは、住所不定・無職の男(53)です。

NBC

警察によりますと、男は昨年7月、佐世保市内にある商店に対し、九州内に実在する大学のスポーツ担当の関係者を装ったうえで《掛け払いによるビール券購入》を申し込み、ビール券140枚(販売価格7万9,380円相当)をだまし取った疑いが持たれています。

支払期日になっても入金がなく、商店が大学に確認したところ男は大学の関係者ではないことが分かったため、昨年8月、警察に被害を届け出ました。

警察が捜査した結果、男の犯行が明らかになったとして、8日、男を詐欺の疑いで再逮捕しました。

男は商店の社員に「大学で使用する中元用だ」としてビール券を入手していましたが、換金していました。

取り調べに対し、男は容疑を認めているということです。

男は知人女性から現金49万円をだまし取ったとして、今年4月1日に詐欺の疑いで逮捕されています。