毎年、NBCのアナウンサーが被爆体験手記などを読み聞かせしている「平和文学朗読キャラバン」は今年、20年目。8日、親子を招いた朗読会を開きました。
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久富美海アナウンサー朗読:
「運動場にいた人々は、防空ごう目がけて、走ってきた。ぼくは、真先に、ごうの一番奥へとびこんだ。」
〜「作文集原子雲の下に生きて」永井隆編』辻本一二夫さんの手記〜
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この取り組みは子どもたちに平和の尊さや戦争の悲惨さを伝えようとNBCのアナウンサーが原爆や戦争に関する文学を朗読していて2005年から行っています。
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これまで県内外の小中学校を訪れたり、朗読の映像を配信したりして3万人を超える子どもたちに読み聞かせてきました。
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20年目となることしは親子朗読会を開催し、5歳のときに被爆した辻本一二夫さんの手記やウクライナに住む12歳の少女の日記を朗読しました。
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豊崎なつきアナウンサー朗読:
「友だちに会いたくてたまらない。いつかまた、みんなに会えるといいな。そして、友達みんなの希望や夢がかないますように。」
〜『ある日、戦争がはじまった 12歳のウクライナ人少女イエバの日記』(小学館クリエイティブ)
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参加した児童(小学5年):
「(戦争で家族に)もう会えなくなったら生きていることが嫌だなと思ったりしそう」
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参加した児童(小学5年):
「苦しんでいる人がいっぱいいて、戦争がなければみんな平和に生きられるんだな(と思った)」
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朗読会の模様は長崎県内の希望する小学校にも配信するほか、8月4日の午後1時からNBCラジオでも放送する予定です。