26日の静岡知事選挙でリニア関連工事を推進させる考えの鈴木康友さんが当選しました。長野県内からは静岡工区の早期着工を期待する声が上がっています。
静岡県知事選挙で当選した前の浜松市長の鈴木康友さんは、リニアは「推進する」とした上で次のように述べました。
静岡県知事に初当選・鈴木康友さん：
「水の問題やアルプスの環境の問題、一つ一つの課題に現実的な解決策を見つけていく」
大井川の水問題などで川勝平太前知事は静岡工区の着工を認めず、JR東海は目標としていた2027年品川・名古屋間の開業を断念しました。
県内唯一の新駅の準備が進む飯田市では、知事の交代でスケジュールの見通しが立てばと期待しています。
飯田市・佐藤健市長：
「（新知事は）リニア推進を表明しているので、前に進むことを期待している。どうなれば着工にゴーサインが出るのか、分かりやすい形で進めていただきたい」
阿部知事も今後に期待を示しました。
長野県・阿部守一知事：
「地域の課題にしっかり向き合っていただいて、リニアの工事が着実に推進されるように、速やかに事業が進むように最善の努力をしていただきたい」
