今度は走る順番!? 重賞で2着2回のセッション(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)が、マイラーズカップ(4歳上・GII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。

 セッションは父シルバーステート、母ミスドバウィ、母の父Dubawiの血統。母はJRAで4勝。伯母のOh Goodness Meは09年の愛G3パークイクスプレスSの勝ち馬で、同じく愛G1愛1000ギニーで3着の実績がある。

 ここまで10戦2勝。昨年のアーリントンC、今年の京都金杯で2着の実力馬。特徴的なのは初勝利を挙げた後の成績で、3着→7着→2着→13着→1着→4着→2着→7着と、馬券圏内と圏外を交互に続けている。前走のダービー卿CTは番手追走から甘くなって7着に終わったが、「セッションの法則」に従えば巻き返せていい。

 京都芝1600mは京都金杯で2着の得意舞台。2戦ぶりのタッグとなる坂井瑠星騎手とも、これまで4戦2勝、2着1回、3着1回と相性抜群だ。6回目の重賞チャレンジと悲願のタイトル獲得となることを期待したい。