ボートレース住之江の「オール大阪2024ラピートカップ」が2日に開幕する。

 雑賀勇貴(33=大阪)が手にした32号機は、初下ろしの上田洋平は伸び型だったが、GⅠ67周年記念の寺田祥から出足型になり、前々節の作間章はトップクラス。前節の吉川勇作は準優で一時2番手を走り、デビュー初優出が目前だった。桑島和宏の追い上げを許し3着に終わったとはいえ「回ってからの足はいい」とパワーは満点だった。

 雑賀も特訓から引き揚げてくると「このエンジンえぐいっすわ。行き足が抜群で同じ位置から起こしても自分だけ出て行くのが分かった。ペラも自分の形に近いので調整もしやすい。あとは壊さんように走るだけです(笑い)」と早くも胸を張れるデキ。

 4月に乗った75号機は「乗りやすいだけだった」と苦労しただけに、今節は前回の雪辱戦でもある。1、3枠の初日は開幕ダッシュを決めるチャンスだ!