23年の小倉大賞典を制したヒンドゥタイムズ(セ8、栗東・斉藤崇史厩舎)が3日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は乗馬になる予定だが、繋養先は未定。同日、JRAがホームページで発表した。

 ヒンドゥタイムズは父ハービンジャー、母マハーバーラタ、母の父ディープインパクトの血統。

 18年12月に阪神の新馬戦でデビュー勝ち。その後も順調に勝ち星を積み上げ、3歳シーズンは2勝、4歳春にOP入りを決めると、翌年に大阪城Sでリステッド初勝利。ここまで一度も掲示板を外さない堅実な走りで重賞戦線に名乗りを上げていく。

 22年の小倉記念で2着、GIIの京都大賞典でも4着と惜しい競馬が続いていたが、23年の小倉大賞典で短期免許で来日中のムルザバエフ騎手を背に待望の重賞タイトルを獲得した。その後はGIにも挑戦。今年の天皇賞(春)にも参戦予定だっだが、左前肢跛行のため出走を回避していた。通算成績は24戦6勝(うち重賞1勝)。

(JRAのホームページより)