今週の日曜日は、東京競馬場でNHKマイルカップ(GI・芝1600m)が行われます。

 過去10年では、前走GI出走馬が[4-3-1-24]と中心勢力を形成しています。さらに、桜花賞か皐月賞で5着以内と好走していた馬にかぎると、その成績は[4-1-0-3]。勝率50%の高率を誇ります。そして今年は、桜花賞2着のアスコリピチェーノと皐月賞3着のジャンタルマンタルが出走し、どちらも注目を集めることになりそうです。

 ただし、22・23年の近2年にかぎれば前走GI組(5着以内馬1頭のみ)は、6頭出走していずれも馬券圏外と結果を残せていない点には注意が必要でしょうか。過去に4回(07年、09年、13年、22年)も3連単100万馬券が出現しているレースだけに、絶対視は禁物かもしれません。

「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。

 先週の青葉賞では、【残った馬】の2人気シュガークンと7人気ショウナンラプンタがワンツー決着。

 今週も、ケシウマの【残った馬】にご期待ください!

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
レース間隔中9週以上(ただし、ノーザンファーム生産馬は除く)
[0-0-0-7]複勝率0%
該当馬:ゴンバデカーブース
(過去の主な該当馬:22年セリフォス1人気4着)

 レース間隔が中9週以上空いた休み明け初戦馬は苦戦傾向だ。多くのGIで休養馬の活躍が目立つようになっているなかで、過去10年の成績が[1-0-0-13]というのは、やはり低調だろう。例外は、過去10年で13頭が馬券になっているのにくわえ、休み明けの仕上げに定評のあるノーザンファーム生産馬だけと考えてみたい。

※データは過去10年間を対象にしている。

 上位人気が予想されるゴンバデカーブースが消去データに該当しました。

 同舞台のサウジアラビアロイヤルCを制している、2戦2勝の無敗馬です。しかも鞍上は、4月に来日して以降、重賞で[3-1-1-1]の好結果を残しているモレイラ騎手。二強の一角を崩す可能性を秘めた馬なのは間違いありません。

 ただし、暮れのホープフルSは感冒のため出走を取り消し。その後に喉頭蓋エントラップメントが判明して手術となるなど、順調度に疑問があります。示した能力や、プロフィール的には期待したくなりますが、人気ならば軽視してみる手もありそうです。

 はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『パーフェクト消去法』を是非お役立てください。


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