GMOメイクショップはこのほど、6月20日にアクロス福岡にてオフライン開催する、ECサイト運営担当者を対象としたイベント「makeshop day FUKUOKA 7th anniversary」において、参加者受付を開始を開始した。本イベントでは、ハウステンボスや再春館製薬所、JR九州商事といった、熱量の高いファンに支えられている九州地方の事業会社をゲストに招き、成功事例やファンづくりのノウハウを紹介する。

GMOインターネットグループのGMOメイクショップは6月20日、アクロス福岡にて「makeshop day FUKUOKA 7th anniversary」を開催する。「makeshop day」は、ECビジネスを成功に導くノウハウの共有や情報発信を目的、GMOメイクショップが主催するイベントで、10回目となる今回は、GMOメイクショップの福岡支社開設7周年を記念し、「EC成功への『NEXT』〜顧客づくりから、熱狂するファンづくりへ〜」をテーマに開催する。

新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、消費者は利便性、付加価値など、消費に求めるニーズの多様化が進んでいる。野村総合研究所が実施したアンケートによると、消費意識・消費スタイルの変化として価格重視の回答は大きく低下し、自分が気に入った付加価値には対価を支払う「プレミアム消費」や、多くの情報を収集し、気に入ったものを安く購入する「徹底探索消費」への回答が伸長している。

ECでは、商品を実際に手に取ることが難しいため、すでに購入しているユーザーの評価が重要な役割を果たし、自社の商品に対して付加価値を感じ、愛着と共感を持つ「ファン」を醸成することが、EC運営成功へのカギとなる。

こうした状況を受けて、今回の「makeshop day FUKUOKA 7th anniversary」では、「ファンづくり」にフォーカス。福岡開催ならではの事業会社をゲストに迎え、EC運営に役立つ成功事例やノウハウを届けるとし、単品リピート通販のトップリーダーとして多くのファンの心を掴む再春館製薬所の戦略や、ベイジによるSNSをビジネス活用する上での基本知識、プロダクトアウト思考でファンづくりを成功させたJR九州商事の事例、さらにハウステンボスが実施する社内からファンを醸成するマーケティング法など、幅広くファンづくりを学べるコンテンツを企画している。

イベント終了後には、参加者向けの懇親会も企画し、登壇者や参加者同士で情報交換できる場の提供により、EC関係者の交流の活性化も目指す。

「makeshop day FUKUOKA 7th anniversary」は参加費は無料(懇親会参加の場合は懇親会参加費2000円)、定員は100名で、GMOメイクショップサイトのイベントページで参加申し込みを受け付けている。

さらに今回は、GMOメイクショップ初となるショップアワード「makeshop AWARD FUKUOKA 2024」を同時開催する。



「makeshop byGMO」は、カスタマイズの自由度の高さや豊富な拡張オプションから、2024年4月時点で1万2000店舗以上に利用されているECサイト構築SaaS。全国各地の幅広い業界の事業者が創意工夫を凝らしたショップを運営しており、一般の顧客ユーザーはもちろん、法人のEC事業者からも注目を浴びるショップが多数存在するとし、「makeshop day」の福岡開催に合わせ、九州地方から活躍がめざましい事業者を、成長率や利用期間、業界発展への貢献度などのデータを基にさまざまな観点から選出し、優秀ショップとして表彰する。

選出部門は、長年にわたり九州地方のEコマースをリードし続けるショップに贈られる「レジェンド賞」(選出方法:利用期間)、「makeshop byGMO」の認知拡大、利用促進に貢献したパートナーに贈られる「パートナー賞」(選出方法:業界発展への貢献度)、トップレベルの集客・売り上げを誇り、地域のEC運営に貢献するショップに贈られる「グランプリ」(選出方法:成長率)の3カテゴリとなる。

「makeshop AWARD」は、今回の九州地方を皮切りにさまざまな地域で開催する予定とし、全国の「makeshop byGMO」利用ショップショップの発掘と発展を目指す。


■イベントの詳細や申込はこちら
https://www.makeshop.jp/main/lp/2024-06-msd/