ヤマハ発動機は電動アシスト自転車「PAS(パス)」シリーズの2024年モデル3車種を15日に発売する。スポーティーな26型の「PAS Brace(パスブレイス)」「PAS VIENTA5(パスヴィエンタファイブ)」と、扱いやすさを特徴とする20型/24型の「PAS SION―U(パスシオンユー)」の3製品。容量を15・8アンペア時に増やしたバッテリーと、収納しやすい小型充電器を新たに採用した。

パスブレイスはバッテリー容量を従来比0・4アンペア時向上。重量は同450グラム軽く、サイズは同約20%小型化した。ほかの2車種はバッテリーサイズ・重量はほぼ変わらず、容量を同3・5アンペア時増やした。

バッテリーのハンドル部分を広くしっかり握れる形状とし、持ち運びをしやすくした。向きの誤認を避けるため左右非対称のデザインを取り入れており、車体や充電器にスムーズに着脱できる。充電器のサイズは同約40%小さく、玄関などの狭いスペースにも置きやすい。

パスブレイスは通勤用としてスポーティーな外観を求める男性など向け。消費税込みの希望小売価格は19万4700円。パスヴィエンタファイブは通勤・通学や買い物など街中でおしゃれに乗れるカジュアルなデザインが特徴で、消費税込みの希望小売価格は18万1500円。

パスシオンユーはまたぎやすい「低床U型フレーム」などを採用。年齢を重ねても外出を楽しみたい人向けに操作性や利便性を高めた。消費税込みの希望小売価格は15万1800円。