教職員に対するパワハラの報道から、わずか1日です。

教職員に対するパワーハラスメントの疑いが指摘されていた佐世保実業高校を運営する学校法人の理事長が、19日付けで退任しました。

19日付けで退任したのは、佐世保実業高校を運営する学校法人「佐世保実業学園」の女性理事長です。

学校関係者などによりますと、理事長が2019年に就任以降、学校では、この5年間で78人の教職員が退職しています。

学校が3月に実施した教職員へのアンケートで「屋上から飛び降りるか聞かれた」「書類を投げられた」「2時間以上説教された」など理事長からのパワハラを受けたとする回答が多数あったということです。

これを受けて、学園は19日に緊急理事会を開催。

理事長は「学園に混乱を生じさせ、生徒に動揺が起きたことの責任を取る」として退任し、学園の理事の職も辞任したということです。