エコバッグで環境問題、社会の課題を身近に感じてもらいたい。

循環型社会を実現しようと取り組む企業の活動を取材しました。

布の袋をプレスにかけてしわを伸ばし、プリンターにセット。

パソコンからデザインを出力します。

長崎市の「メットライフ生命 長崎本社」が進めている「エコバッグ」づくりです。

(メットライフ生命 総務部 深堀実利さん)

「レジ袋やプラスティックの削減のために、SDGsの観点からエコバッグを制作しました」

プリントのロゴをデザインしたのは、お笑いタレントで画家のジミー大西さん。

「DEJIMA博」の10回目の開催を記念し、制作しました。

(メットライフ生命 総務部 深堀実利さん)

「皆さんが環境問題や地域社会の課題を身近なものとしてとらえて、地域に循環型社会の価値観を広めて行ければと考えています」

「エコな取り組み」を進めるメットライフ生命。

従業員に環境問題への意識を、より高めてもらおうと2年前にスタートしたのが「エコステーション」です。

長崎本社のオフィスで、リサイクル可能な物などを9つに分類して、回収しています。

(メットライフ生命 総務部 深堀実利さん)

「物を回収して再利用や寄付につなげる仕組みを構築するために、当社で設立されたものです」

飲食品や日用品は、地域の福祉団体や施設に寄付する「フードドライブ」に。

使い捨てコンタクトレンズのケースなどは、リサイクルします。

従業員で話し合い、回収品のラインナップを決めたそうです。

(メットライフ生命 総務部 深堀実利さん)

「環境問題に取り組む意識を、ひとりひとりが持ってそのうえで声が上がってできてきた取り組みなので、今後も持続的に取り組んでいければと考えています」

こうした取り組みから、今回はDEJIMA博でエコバッグを配布することが決定。

環境問題に取り組む人が増えるよう、3日からの「DEJIMA博」期間中、先着順で、会場内にあるメットライフ生命のブースで無料配布します。

(担当スタッフ)

「会場へぜひお越しください。待ってます!」