eスポーツの話題です。

家庭でも定番のゲームだった「ぷよぷよ」。今やeスポーツ種目のひとつになっています。

26日は長崎市の専門学校で大会が行われました。

全国大会に向けた県内のレベル向上をはかろうと、26日、長崎市で開かれたぷよぷよ長崎オフライン大会。今回で4回目の開催です。

ぷよぷよは次々に落ちてくるぷよを積み上げ、4つ以上繋げて消滅させていくゲームです。

2018年からは正式なeスポーツ種目に認定され、全国で大会が開かれています。

1対1のトーナメント形式で戦い、5戦先取で勝利となります。

大会には、県内の小学5年生から44歳までの12人が参加しました。

最年少、10歳の永吉 智由希 選手は、ぷよぷよeスポーツを初めてわずか2週間。大会には初めての参加です。

(アナウンス)

「1回戦スタート」

1回戦の相手 小学6年生のリョウジ選手は、小学生の部で県の代表に選ばれたこともある強者。初参加の永吉選手は圧倒されます。

結果は、0対5で永吉選手の敗退。でもリベンジを誓いました。

(永吉 智由希 選手)

「楽しかった。連鎖を組めるように頑張ったけど負けちゃった。また出たい」

今大会の決勝戦は、小学生対決を制したリョウジ選手と、かつて全国大会で小学生の部チャンピオンに輝いた経験がある大村工業高校eスポーツ部のこいし♪選手17歳の対戦です。

リョウジ選手は細かく連鎖をつなぎます。中盤は3対2で、リョウジ選手リードの展開に。

しかし、リードを許しても表情を一切変えることのないこいし♪選手は、ここから快進撃を見せます。

最後は・・・必殺、全消し!

(リョウジ選手)

「あああ」

ここで勝負あり。最後まで冷静に戦ったこいし♪選手が、その実力を見せつけ勝利しました。

(こいし♪選手)

「(リョウジ選手とは)何回か戦っているので、どういうタイプかは分かっているが、成長が早くてとてもうまくなっていたので焦った。今年(国体)は、本気で優勝しにいくので、たくさん練習して頑張りたい」

(リョウジ選手)

「落ち着いてできたからよかった。家で一人でやったら寂しいけど,大会とか人がいっぱいいるところでやったら、いつもより楽しい。強い人にいっぱい勝って、将来の夢はぷよぷよのプロゲーマーになりたい」

大人から子どもまで、楽しみながら熱い戦いを見せた大会となりました。

メトロITビジネスカレッジでは、来月16日も「ぷよぷよeスポーツ」の大会を開くということです。