フリーアナウンサー森香澄(28)が25日、都内で行われた「ショードラアワード2024」授賞式で司会を務めた。席上で、ゲストの日経BP総合研究所客員研究員の品田英雄氏(67=日刊スポーツ映画大賞選考委員)から「アイドル」とツッコまれ「アナウンサーです!!」と切り返す一幕があった。

授賞式の最後に、各メディアから集めた質問をまとめた、代表質問による質疑応答がなされた。18年の映画「カメラを止めるな!」で知られ近年、ショートドラマの制作にも挑んでいる上田慎一郎監督(40)に対し、主催者から「本日、司会の森香澄さんでショートドラマを撮るとしたら?」と質問が出た。同監督が「う〜ん…そうですねぇ」と考えていると、品田氏が「アイドルですよ!」と声を大にした。

すると、森は「アナウンサーです!」と返した。2人のやりとりを見ていた上田監督は「アクション映画を撮りたい。パルクール、分かります? 壁をよじ登って、ピョンと跳び超えるので…面白いんじゃないか?」と提案。森は「やったことはないんですけど、身体能力は高い方だと思うので、頑張ります。明日からトレーニングを始めたい。頑張ります」と即答した。

品田氏から「いろいろなものに出ていて、自分で(作品を)プロデュースするなら?」と聞かれると、森は「私は、アイドルが好きなので、まだ世に出ていない子たちが、もっと世に出るようなきっかけの、何かお手伝いができたら良いなと」と答えた。そして「TikTok(ティックトック)をやっているので、そういうもの(世に出ていないアイドル)の曲を踊ったりしています」と言い、笑った。

「ショードラアワード」は、縦型ショート動画で撮影されたショートドラマのコンペティションで、今年が第1回。「ショードラ」は、TikTokをはじめ縦型ショート動画が数多く視聴され、誰もがクリエイターになれる時代に、その身近さと物語性を通して次世代のクリエイターやスタータレントの発掘、新しい動画の表現方法を目指す企画の総称だ。