お笑いコンビ、新作のハーモニカの溝上たんぼ(27)が10日、X(旧ツイッター)を更新。相方藤田隼人(27)とのコンビを6月末で解散すると発表した。

溝上は「【ご報告】新作のハーモニカは解散します」と切り出し、長文をアップ。「この度新作のハーモニカは6/30(日)をもちまして解散することになりました。理由としましては音楽性の違いという感じです。たくさん話し合いを重ねた結果になります。僕たちらしい理由っちゃ理由ですね」と報告した。

そして「短いようで長かったこの8年の間で、コンビでないと見れない景色を沢山見させていただきました。一度でもYouTubeやテレビで観たりライブに足を運んでくださった方々には感謝しかありません」と感謝した。

今後について「自分はこれからも活動を続けていきます。ピンネ夕や司会、MCバトルや楽曲制作、主催イベントなど新しいことにもどんどん挑戦していこうと思っておりますので引き続き応援のほどよろしくお願いいたします」と明かした。

解散ライブについては「最後に6/30(日)の13時から下北沢シアターミネルヴァで解散ライブを行います。お時間ある方は是非遊びに来てくださると嬉しいです。いやあんまり昼解散見たことない」と告知した。

一方、相方の藤田もXを通じ「何度も話し合いを重ねまして解散という形になりました。決して不仲とか喧嘩で解散という訳ではないです。いきなりの報告に応援してくださった皆さまには心苦しい報告になってしまい大変申し訳ございません」と報告。さらに「理由としましては8年間コンビを組んでテレビも少し出れて色んな仕事もしたけどこれ以上 上に行けないと2人のモチベーションが下がってしまった事が理由です」と明かした。

今後については特技の「ヒューマンビートボックス」は続けるといい「僕は今後も芸人を続けますしBeatBoxももちろんFESの主催もやっていきます」とし「相方も探してます(ラップ出来なくても可)」と告知した。

新作のハーモニカの溝上と藤田は15年度入学のワタナベコメディスクール22期生の同期で15年6月に結成。その後、ワタナベエンターテインメントを退所し、今年1月からフリーで活動していた。藤田の特技「ヒューマンビートボックス」と、溝上の特技「ラップ」を組み合わせた漫才が持ち味だった。ユーチューブチャンネルの登録者数が11・5万人を誇る。「M−1グランプリ」の最高成績は18年、21年、22年の3回戦進出。

◆23年以降に解散した主なお笑いコンビ、トリオ。

▼コウテイ(下田真生、九条ジョー=吉本興業)昨年1月31日で解散

▼オドるキネマ(鈴木バイダン、南=吉本興業)昨年1月31日で解散

▼ジュリエッタ(井尻貫太郎、藤本聖=吉本興業)昨年4月28日に解散発表

▼コマンダンテ(安田邦祐、石井輝明=吉本興業)昨年5月2日で解散

▼なにわスワンキーズ(こじまラテ、仲西隼平、前田龍二=吉本興業)昨年5月24日で解散

▼竹内ズ(竹内大規、がまの助=プロダクション人力舎)5月17日に解散発表

▼ハチカイ(警備員、こんぽん、ニシブチ=パッチューネ)昨年9月1日に解散発表

▼スタンダップコーギー(奥村うどん、三森大輔=マセキ芸能社)昨年6月28日で解散

▼ゾフィー(上田航平、サイトウナオキ=グレープカンパニー)昨年11月6日で解散

▼プラス・マイナス(岩橋良昌、兼光タカシ=吉本興業)今年2月22日に解散

▼ANZEN漫才(みやぞん、あらぽん=浅井企画)今年3月末で解散

▼和牛(水田信二、川西賢志郎=吉本興業)今年3月末で解散

▼尼神インター(誠子、渚=吉本興業)今年3月末で解散

▼ハイツ友の会(清水香奈芽、西野=吉本興業)今年3月末で解散