「King & Prince」の永瀬廉(25)主演の連ドラ「東京タワー」(テレビ朝日系=土曜夜11時)が4月20日よりスタートする。「オジドラサタデー」と呼ばれる枠での放送なのだが、番宣を始めたオジドラサタデーの公式インスタグラムが、何やら荒れ模様となっているようだ。

「これまで公式インスタでは、永瀬さんや相手役である板谷由夏さんがドラマの見どころや意気込みを語る動画投稿がありました。いよいよ放送日時も近づいたということで、クランクインの日に主要キャストがスタッフを前に挨拶をする動画が先日投稿されたのですが……その際にスタッフ前に登場した永瀬さんの歩き方や態度が《偉そう》《大物気取り》などと物議を醸し出しているんですよね」(エンタメ誌ライター)

 オジドラサタデーの公式インスタを確認してみると……ロケ先の建物の自動ドアが開き、永瀬がスタッフ前に登場。はっきりとは見えないが、片手をパンツのポケットに入れて歩いているようにも見える。笑顔はなく、歩き方はなんとなくけだるそうだ。ドアが開いて最初に居合わせたスタッフには小さく会釈するものの、後は周りをチラッと見渡しながら定められた立ち位置へと進んだ。

「ドアが開いて出てきた瞬間の永瀬さんが少し唇を尖らせているように見えることから、《撮影初日の大切な日に口笛拭いて、ポケットに手を突っ込んで挨拶って何様?》と感じた人が多かったようで、そんな指摘がコメント欄に書き込まれている。さすがに口笛は吹いてはいないと思いますが、ポケットに手を突っ込んでいるようには見えますね……」(前出のエンタメ誌ライター)

 けだるそうに見える歩き方に対しては、《廉はいつもこういう歩き方なんです》とフォローするファンも。また《この動画ではちょっと印象悪く見えちゃうけど、いつもはちゃんとしている子なんです》《緊張を隠しているんだと思います》とかばう声も多数。一方で《永瀬ファンだからこそ、これはダメだとちゃんと指摘したい》《好きだったけど、この動画のすべてが残念》というような《愛があるからこそはっきりと言う》といった内容の書き込みも目立つ。

 ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は、「永瀬さんのすぐ後に出てきたのが板谷さん。板谷さんは自動ドアから出ていったん立ち止まり。周りのスタッフに会釈を繰り返し、永瀬さんの横へと進んだ。その後、場所を変えてのYOUさんやMEGUMIさん、甲本雅裕さんなどのクランクイン挨拶もあるのですが、皆さん腰が低く、しっかり声を出したり、笑顔を浮かべて挨拶されている。そんな様子が続くので、余計に最初の永瀬さんの様子が目立ってしまったのかもしれません」と話す。

 4月15日現在、この投稿についたコメントは465件。《ドラマ見る気がなくなった》などのコメントもあり、「東京タワー」は少し厳しい船出となったかも?

「2005年に映画化された岡田准一さん×黒木瞳さんの前作と見比べたいという人もいるし、江國香織さんが書かれた同名小説にも根強いファンがいる。演じる俳優の普段の様子には興味ないからドラマはドラマとして楽しむ、という視聴者も多いでしょう。そう考えると、今回の一件はそう痛手とはならないかも」(前出の山下真夏氏)

 岡田×黒木出演の2005年の映画版は多くの人の印象に残った作品となったが、果たしてドラマ版も語り継がれる名作となるか。主演俳優としては「素」ではなく「演技」で注目されたいものである。