<阪神2−0巨人>◇17日◇甲子園

阪神が接戦を制した。岡田彰布監督(66)は、虎の監督通算勝利数を485勝とし、恩師でもある吉田義男氏(90=日刊スポーツ客員評論家)が挙げた484勝を超え、球団歴代単独2位となった。

岡田監督のテレビインタビューでの一問一答は以下の通り。

 ◇   ◇   ◇

−3回に2死から3連打。試合を振り返って

「いやいや、もう、2点しか入らないからね。まあ、もう伊藤もね、本当、全然あんまりよくなかったんだけど、本当、守り勝ちというか、本当、しのいでしのいで、そういうゲームだったですね」

−毎回ランナー。無死満塁もあった。本人も粘ってと言っていた

「それはもう粘って粘ってですよ」

−リリーフ陣はタイガースの強み。桐敷、岩崎、ゲラ

「いやいや、桐敷は久しぶりだったんですけどね、岩崎とゲラは、2点しか取れてないのでね、勝ちゲームも僅差ばっかりなので、まだね、ちょっと勝つ時も休ませたいんだけど、まだチームが波に乗れないというか、点を取れないので。ちょっと今はね、2人には酷だけど頑張ってもらわないと。いつか休めるときが来ると思いますけど」

−岩崎とゲラの起用順は流動的か。

「まあまあ、まだ流動的ですね」

−攻撃は万全ではないかもしれないが、あの場面で決めた森下の打撃は

「いやいや、もうね、昨日もそうだけど、チャンスで点がまだ入っている方なので…。ノーヒットで終わるとはあの回では思わないじゃないですか、結局ね、それはツーアウトからの点だったので、まあ久しぶりのね、先制点というか、2点というのも久しぶりでしょ、ねぇ、ホント、まあそういう意味でね、ツーアウトだったしね、ホント大きな2点だったですね。

−開幕前に監督は巨人は変わったとおっしゃっていた

「そうですね、メンバーがだいぶ変わったんで、あのー、リリーフ陣もホント初めてのピッチャーも多いし、なかなかね、ちょっと取れない部分はあるんだけど、まあ、ねぇ、去年とはだいぶ違うチームにはなってると思いますね」

−阪神監督歴代2位の勝ち星

「あぁ、それはまだね。試合あるんで、それはまあ、あまり関係ないですね」

−今日がバックスクリーン3連発以来の4月17日の水曜日の巨人戦

「試合が終わってね、並んでる時に平田とかと話したけど、3連発の日にね、3連打だけで終わったでしょ」

−こういう勝ちは

「勝つのは一番大きいんでね、こんなけ打てないんでね、ええ。今のこの成績にいてるっていうのはピッチャー陣の頑張りだし、僅差のゲームで守りの方もしのいでしのいでというね、そういうのを続いてるけど、そこを乗り切ればね、もうちょっと楽なゲームできるとおもいますね」

−明日は実績ある投手

「久しぶりにね、勝ち越せそうなね、そういうふうになったんで、みんなでもうちょっとヒット打ってね、いいゲームしたいですね」