<ロッテ2−0西武>◇17日◇ZOZOマリン

4年目のロッテ鈴木昭汰投手(25)がプロ初セーブを挙げた。2点リードの9回に登板。先頭の西武外崎に中前打を許すも4番アギラー、5番中村剛を内野ゴロに打ち取った。最後、山村の打球は右翼への大飛球となったが、フェンスギリギリで愛斗がキャッチ。左腕は「いかないでくれ〜と思っていました。西野さんが守ってきた1点を守り切らないといけないと思って、しっかり腕を振りました」と話した。

守護神益田が調整のため4日に登録を抹消され、抑えは台所事情によって日替わりの状態。ここまで2セーブの右腕横山が17球を投げるなど、延長戦だった前日16日に5人の救援投手をつぎ込んでいた。吉井監督は「昨日投手たくさん使っちゃったんで、元気なのが鈴木しかいなかった」と起用の理由を話したが、「よくゼロで抑えてくれた。経験を積んでいい投手になってほしい」と褒めた。チームは3連勝。3カード目の勝ち越しを決めた。

▽ロッテ沢村(8回2死一、三塁のピンチを火消し)「(西野)勇士が頑張っていたのでよかったです。グッジョブどころかグレートジョブだった。私事なんですけども今朝(母方の)祖母が亡くなりまして、今みなさんの隣にいてくれる人の存在は当たり前じゃないし、大切な人を大切にしてほしいなと思います」