<ロッテ−西武>◇6日◇ZOZOマリン

歌舞伎俳優の尾上眞秀(11)が、セレモニアルピッチを行った。

試合前、ファンである安田尚憲内野手(25)と写真撮影。セレモニアルピッチでも安田の背番号「5」をつけ、この日初お披露目のNEO CLASSIC EDITIONユニホームを着用してマウンドへ。思い切り投げたボールはノーバウンドで捕手のグラブに収まり、「お〜!」と歓声が起こった。尾上は「緊張はしなかったんですけど、風が強くてマリンのマウンドはちょっと難しかったです。今日マリーンズには、打って、守って、走って、絶対勝ってもらいたいです! 今日はありがとうございました!」とコメントした。

寺島しのぶ(51)を母に持つ尾上は2017年、歌舞伎座『團菊祭五月大歌舞伎 魚屋宗五郎』酒屋丁稚与吉役にて初お目見え、役者デビュー。近年は歌舞伎役者としてだけでなく、NHK大河ドラマ「どうする家康」やドラマ「姪のメイ冬のキャンプ編」などにも出演し活躍の幅を広げている。なお、プライベートでは学業、歌舞伎役者としての活動の一方で、少年野球「大向ベアーズ」に所属し、本格的に野球に打ち込んでいる。