阪神及川雅貴投手(23)が29日、2軍降格後2度目のシート打撃に登板した。

百崎、中川、井上、福島の打者4人と対戦。計15球を投げ、最速は142キロを計測した。「出力的な問題はまだもうちょっと上げていけるかなと思うんですけど。まあでも、指にかかったボールもたくさんあった」と手応えを明かした。

今季初先発となった5月24日巨人戦(甲子園)では左手中指にマメを作って途中降板。同25日に出場選手登録を抹消された。

調整を続ける中で、6月14日以来となったシート打撃での登板。「前回シートした時も、やっぱりスライダーとかもかかりもあまり良くなくてというところだったんですけど。今回は本来の曲がりに近いボールを投げられていたので。次が見えたシートでした」と振り返った。