<オリオールズ4−2ツインズ>◇17日(日本時間18日)◇オリオールパークアットカムデンヤーズ

元ヤクルトでオリオールズのアルバート・スアレス投手(34)が7年ぶりのメジャー登板で6回途中を無失点と好投した。

この日、今季初昇格し、ツインズ戦に先発。1回の先頭打者を直球で空振り三振に仕留めると、2回に二塁打を許すまで打者4人連続凡退と見事な立ち上がりだった。複数の走者を背負うことは1度もなく、終始落ち着いた投球だった。

5回2/3を3安打無失点、無四球4奪三振と好投。勝敗は付かなかったがチームの勝利に貢献。球団公式サイトに「初めてメジャーに昇格したときより、この瞬間を楽しめた。自分でも信じられない。メジャーの舞台にいられて最高だ」と話した。

スアレスは2016年にジャイアンツでメジャー初昇格を果たした後、ダイヤモンドバックス傘下マイナーを経て18年12月にヤクルトに入団。22年から昨季まで韓国プロ野球サムスンでプレーし、昨年9月にオリオールズとマイナー契約を結んだ。ヤクルトでは3年間で40試合に登板し10勝8敗、1セーブ3ホールド、防御率3・00だった。