<トレントン4−10マホーニングバレー>◇15日(日本時間16日)◇ニュージャージー州トレントン

将来有望なアマチュア選手が出場するMLBドラフトリーグに参加しているスタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(19=花巻東高)が、トレントンで本拠地デビューした。

マホーニングバレー戦に「4番一塁」で出場。1回2死一塁の第1打席はフルカウントで高めシンカーを二ゴロ、4回先頭の第2打席は外角低めシンカーを二ゴロ、6回1死一塁の第3打席は三飛、8回先頭の第4打席は四球で、3打数無安打に終わった。

それでも四球で出塁した8回には次打者の二塁打で一塁から一気にホームに滑り込む好走塁。現地の実況アナウンサーから「スピードがあることも示しました」と称賛を受けた。7回の守備では無死一、二塁で543のゲッツーを成功させ、安定した守備も見せた。

MLBドラフトリーグではこれで4試合に出場し打率2割3分1厘、1本塁打、5打点、3得点となった。

注目の有望株である佐々木の本拠地デビューには大勢の野球ファンが詰めかけ、収容人員6440人のトレントンサンダーボールパークで6798人の動員を記録する超満員だった。