<プロレスリング・ノア:レッスルマジック>◇4日◇東京・両国国技館

GHCタッグ王座戦が行われ、王者ジャック・モリス&アンソニー・グリーン組が8度目の防衛戦に臨んだ。

マンデーマジック・シーズン2の時から「オープン・チャレンジ」として挑戦者を団体内外問わずに公募してきたが、この日、登場したチャレンジャー組はなんと新日本プロレスの「テンコジ」こと天山広吉と小島聡。

小島はモリスにトレードマークの逆水平チョップを連発で食らわせ、「いっちゃうぞ!」のかけ声とともにコーナーからダイビングエルボー。天山と2人で合体技も披露して元気なところを見せつけた。

それでも王者組の実力は折り紙付き。最後はモリスがシューティングスター・プレスで小島を圧殺して防衛を果たした。試合後、リングで「日本のレジェンド、テンコジと対戦できて本当に光栄だし、対戦してくれてありがとう」(モリス)と感謝した王者組に対し、挑戦者組は熱い言葉で締めくくった。

小島は「2024年の5月にテンコジがそろって、この両国のリングに立っている。それが、何を意味するのか。それをいろんな人に知ってもらいたい。まだやっている。『いつまでやってる』って言われてもいいんだよ。とても大事に思ってる言葉だから。まだやっている。まだやってんのかって、上等だよ。この現実にテンコジが生きている、リングに上がって、タイツ一丁で戦っている。それが今、俺と天山が生きているすべてのことです。ありがとうございました」と頭を下げた。