<新日本プロレス:レスリングどんたく>◇4日◇福岡・福岡国際センター

レスリングどんたく最終日のセミファイナルに急きょ組まれたIWGP GLOBALヘビー級王座戦で、挑戦者でバレット・クラブのリーダー、デビッド・フィンレー(30)が、王者ニック・ネメス(43)を下して王座に返り咲いた。

前日3日のIWGP GLOBAL王座戦の試合後にフィンレーが乱入。怒ったネメスがこの日の対戦をアピールしてこの一戦が組まれた。

両者がすべてを出し合う好勝負となったがフィンレーが15分34秒、オーバーキルで3カウントを奪って王座を奪還した。

バックステージでコナーズ&モロニーと祝杯をあげ、「俺はこの数カ月間、過去の間違いを正すことに費やしてきた。ビリー・ザ・ビッチのウィル・オスプレイへのリベンジ。ニック・ネメスへのリベンジ。この俺こそが『ニュー・ジャパン・カップ』の正当な勝者であることを証明した。だが小さな、とても小さな傷がひとつ残っている。その傷はオマエ、SANADAだ。いつどの場所でもいい。オマエのコンディションなどどうでもいい」とSANADAに対戦を要求していた。