日本相撲協会審判部は10日、東京・両国国技館で取組編成会議を開き、同所で開催される大相撲夏場所(12日初日)の初日と2日目の取組を決めた。十両の初日の取組を見てみよう。
十両力士28人に休場者はなく、東西の番付同枚数に同部屋もないため、初日は番付同枚数の東西同士のカード14番が組まれた。
長らく務めた幕内から陥落した妙義龍(37=境川)は、十両最後の一番で大奄美(31=追手風)と対戦。同じく8年ぶりの十両土俵となる遠藤(33=追手風)は千代翔馬(32=九重)と対戦する。幕内復帰を目指す若隆景(29=荒汐)は白熊(24=二所ノ関)と、宮城野部屋から伊勢ケ浜部屋に転籍した伯桜鵬(20)は英乃海(34=木瀬)と当たる。
3人の新十両は、阿武剋(24=阿武松)が対馬洋(30=境川)と、栃大海(24=春日野)と風賢央(24=押尾川)は番付最下位で直接対決する。
初日の十両取組は以下の通り (左が東)。
栃大海 −風賢央
欧勝海 −千代丸
阿武剋 −対馬洋
志摩ノ海−碧 山
紫 雷−白鷹山
千代栄 −玉正鳳
英乃海 −伯桜鵬
獅 司−島津海
白 熊−若隆景
輝 −北の若
東白龍 −朝紅龍
遠 藤−千代翔馬
武将山 −大翔鵬
大奄美 −妙義龍