<明治安田J1:C大阪2−2横浜>◇第10節◇27日◇ヨドコウ

前節2位のセレッソ大阪が執念ドローで、暫定ながら再び首位に浮上した。

通算5勝4分け1敗の勝ち点19。同19で首位だったFC町田ゼルビアがこの日敗れたため、得失点差でC大阪が上回った。

C大阪は横浜Fマリノスに2度もリードを許す苦しい展開だったが、ブラジル人FWレオ・セアラ(29)の2発で同点に追いついた。

まず0−1で迎えた前半終了間際、レオ・セアラはMF田中のパスに反応し、右足で確実に決めた。

1−2で迎えた後半23分には、MFルーカス・フェルナンデスのFKから抜けだしたレオ・セアラが、今度は得意のヘッドで決めた。これで今季10試合8得点。

レオ・セアラは5試合連続得点となり、クラブの外国籍選手の連続試合得点記録では、99年に得点王を獲得した元韓国代表FW黄善洪(ファン・ソンホン)に並んだ。

C大阪はホーム横浜戦にはめっぽう強い。11年6月15日(当時金鳥スタ=現ヨドコウ)の負けを最後に、12年8月25日の対戦以降、リーグのホーム横浜戦は11戦不敗(7勝4分け)となった。