<南米選手権(コパ・アメリカ2024):パラグアイ1−4ブラジル>◇28日(日本時間29日)◇1次リーグD組◇第2戦◇米ネバダ州パラダイス
ブラジルがパラグアイに4−1と快勝し、今大会2戦目にして初勝利を挙げた。
初戦はコスタリカ相手にスコアレスドローだったブラジルだが、この日は持ち前の攻撃力を発揮した。
前半35分、左サイドからゴール前に進入したFWビニシウスがパケタのパスを受けてドリブルでGKを外し、右足でゴールした。
同43分にはFWロドリゴのシュートがこぼれたところをMFサビオが左足で押し込み加点。
さらにアデショナルタイムには、ゴール前でパラグアイDFアルデレートがクリアしようとしたボールをビニシウスが狙って足を出し、当たったボールがゴールに転がり3点目。前半だけで3−0と圧倒した。
後半開始早々にパラグアイDFアルデレートにミドルシュートをたたき込まれて1点こそ返されたが、後半20分にPKからパケタが追加点を奪った。
終盤にパラグアイはMFクバスが一発レッドとなるなど、荒れ気味の試合となった。
また、負傷で長期離脱しているネイマールはスタンドから、ブラジルの勝利を見届けた。
2得点と活躍したビニシウスは現地メディアに「いつも言っていることだが、自分のためでなくチームのために全力を尽くして戦っている。ブラジルがふさわしい位置に付けられるよう、僕は日々努力し、改善している。そしてコパ・アメリカ優勝という目標のために我々はハードワークを続けていく」とコメントした。
ブラジルは7月2日(日本時間3日)の1次リーグ最終戦でコロンビアと対戦する。