ノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑(27=チームROY)が24日、アイスランド・アークレイリに特設されたジャンプ台で291メートルの大飛躍を披露した。

契約するレッドブル社の企画。国際スキー・スノーボード連盟(FIS)が認定する世界最長は、シュテファン・クラフト(30=オーストリア)が17年にノルウェー・ビケルスンでマークした253・5メートル。37・5メートル上回る“世界新記録”のビッグジャンプとなった。

小林は「長年の夢でした。誰よりも遠くへ飛んでみたいと常に思っていましたし、スキージャンプの限界を押し広げ続けたいと考えていました。今まで経験したことのない規模感でした。最高のチームに恵まれ、夢が叶いました」とコメントした。