現地時間5月4日に開催されたセリエAの第35節で、鎌田大地が所属するラツィオはモンツァと対戦。2−2のドローに終わった。

 3−4−2−1のダブルボランチの一角で先発した鎌田はこの試合でも躍動。開始11分に強烈なミドルシュートを放ち、GKが弾いてクロスバーに当たったボールをチーロ・インモービレが押し込んだ先制ゴールを演出した。
【動画】鎌田大地の弾丸ミドルが先制点を演出 
 その後も攻守に奮闘していたが、1−0でリードしていた65分に交代。試合はそこから激しく動き、勝点3を逃している。
 
 ただ、日本人MFに対しては、現地メディアから称賛が相次いでいる。『OA calcio』はチームトップタイの「6.5点」で、「トゥドール監督の治療で元気を取り戻した日本人は、数週間で別の選手になった」と称えた。

 ラツィオの専門メディア『CITTACELESTE』も1位タイの「7点」で、こう激賞している。

「彼のパフォーマンスはまたしても最高レベルの連続したものだった。彼のインテンシティとパスの正確さ、そしてゲームのビジョンが好きで、印象に残っている。自陣の端で行われた何度か非常に難しい場面で、彼はトップレベルの選手だけにある特有の個性で秩序をもたらした。ラツィオにアドバンテージを与えたのは彼のショットだ」

 同じく専門メディアの『SOLO LA LAZIO』も1位タイの「7点」で、「先制ゴールは彼のシュートから生まれた。彼はピッチのあらゆるエリアで存在感を示した。前半途中のイエローカードだけは避けられた」と評している。

 イゴール・トゥドール監督就任後は、毎試合のように高い評価を得ている。

 構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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