◆競泳・パリ五輪代表選考会 第7日(23日、東京アクアティクスセンター)

 男子200メートル個人メドレーの決勝が行われ、瀬戸大也(CHARIS)は1分56秒87の1位で日本水泳連盟が定めた派遣標準記録を突破して3大会連続の五輪代表入りを決めた。

 ここまでは400メートル個人メドレー決勝で2位となるも派遣標準記録に0秒21届かず。200メートルバタフライ決勝でも3位にとどまっており、200メートル個人メドレーが3大会連続の大舞台への最後の種目だったが、地力の高さを土壇場で示した。

 瀬戸は1994年5月24日生まれの29歳。埼玉県出身。2016年リオデジャネイロ五輪で男子400メートル個人メドレー銅メダル。世界選手権は同種目で13、15、19年優勝。19年は200メートル個人メドレーと2冠に輝いた。昨年の福岡世界選手権、今年2月のドーハ世界選手権400メートル個人メドレーでは銅メダルを獲得した。

 個人種目の選考は、決勝で日本水連が独自に定めた派遣標準記録を突破して、上位2人に入れば代表決定。リレー種目は4人の合計タイムで派遣標準をクリアする必要がある。最終日は24日。