◆オリックス4―3西武(24日、京セラドーム大阪)(延長10回サヨナラ)

 最下位の西武は9回に3点差を追い付く粘りを発揮しながら、延長10回サヨナラ負けで4連敗となった。

 西武は源田壮亮、ヘスス・アギラー、外崎修汰をスタメンから外し、4番に佐藤龍世を起用するなど、前日に続いて大幅にオーダーを変更。だが8回までは打線は沈黙した。

 10日のロッテ戦以来のマウンドとなったドラフト1位ルーキー武内夏暉は、3回2死、ゴンザレスに先制ソロを浴びた。その後も好投したが、7回に森友哉、宗佑磨に適時打を浴び、7回3失点で2勝目を逃した。

 しかし西武は9回、抑えの平野佳寿を攻め立てた。先頭の3番中村剛也が左越えの2号ソロを放つと、続く佐藤龍が三塁打。5番の平沼翔太は左翼線へ適時二塁打を放ち、1点差に追い上げた。さらに代打外崎が四球で2死一、三塁となって。金子侑司が中前に同点打を運んだ。

 だが延長10回、4番手の本田圭佑が2死二、三塁で紅林弘太郎に左翼線へのサヨナラ打を浴びた。