バレーボールの黒鷲旗全日本男女選抜大会は1日、大阪市のAsueアリーナ大阪で開幕した。1次リーグが行われ、女子でB組の久光スプリングスは下北沢成徳高(東京)にセットカウント3―0(25―22、25―14、25―18)でストレート勝ちした。第2日の2日は、初戦でVリーグ1部(V1)の東レアローズを破った筑波大と対戦する。

 久光のスターティングメンバー(第1セット)は、中川美柚(24)、北窓絢音(19)、万代真奈美(25)、吉武美佳(21)、平山詩嫣(23)、濵松明日香(25)、リベロ・高橋葵(18)。

 久光は第1セット、途中で4連続失点を喫するなど下北沢成徳高に食い下がられながらも、吉武や今季限りで久光を退団する濵松の強打がさえて先取した。

 第2セットは終盤の連続得点で突き放し、第3セットはコートインした中島咲愛(24)がレフト側から要所で得点した。ライト側からの攻撃を担った吉武はパワフルなアタックに加え、ジャンプサーブで再三にわたり相手のレシーブを乱すなど存在感を示した。