◆ロッテ―西武(6日、ZOZOマリン)

 西武の髙橋光成投手が4回6安打4失点(自責点2)で降板し、またも今季初勝利を手にできなかった。髙橋がシーズン初登板から4試合続けて白星を逃すのは2017年以来7年ぶり。

 2年ぶりのZOZOマリンでの登板となった髙橋は初回2死からベテラン角中勝也に右越え三塁打を許すと、続くネフタリ・ソトに甘く入った147キロの直球を右翼スタンドに運ばれた。2回も2死二塁から佐藤龍世の一塁への悪送球で追加点を献上し、岡大海の中越え二塁打で4失点目を喫した。4回を終えて球数は71だったが、松井稼頭央監督は5回にヤンを送り込み、髙橋は今季最短の降板となった。

 髙橋は昨年まで3年連続2桁勝利を挙げ、エースの座を確立。今季は2月の春季キャンプ中に右肩の軽い張りを訴えて調整が遅れた。今季初登板となった4月14日のソフトバンク戦は6回4失点で敗戦。同21日の楽天戦は7回1失点と好投しながら味方の援護がなく2敗目を喫した。同29日のソフトバンク戦は7回2失点(自責点1)で勝ち負けがつかなかった。