バスケットボールBリーグのプレーオフ「日本生命チャンピオンシップ」(CS)の出場チームによる開幕前会見が6日、東京都内で行われ、各チームの代表選手が抱負を語った。

 日本代表の宇都宮・比江島慎(福岡県古賀市出身)は「昨季はチャンピオンシップの舞台に立てずに、今季はリベンジのシーズン。最終的に全体1位の目標を達成できて、すごく良かった」などと語った。

 宇都宮は今季のレギュラーシーズン最高勝率(8割5分)をマーク。充実のシーズンをけん引した比江島は「チーム全体で戦う意識を持って、成長を感じられたシーズンだった」とうなずいた。個人でも「ベスト3P成功率賞」を44%で初受賞した。

 10日からの準々決勝は全日本選手権と東アジアスーパーリーグ(EASL)との3冠を狙う千葉Jと激突。比江島は「本当に爆発力のあるチームで、僕たちも天皇杯でやられた。そこに気をつけてやらないといけない。優勝したい」と闘志を込めた。

 昨シーズン覇者の琉球はA東京、名古屋Dは三河、三遠は広島と対戦する。CSは各ラウンド2戦先勝方式で、決勝は25日から横浜アリーナで行われる。