◆ソフトバンク2x―1日本ハム(7日、みずほペイペイドーム)

 首位のソフトバンクが延長12回サヨナラ勝ちして、2位日本ハムとのゲーム差を今季最大の4.5に広げた。

 先発の有原航平は初回2死から郡司の三ゴロを栗原陵矢が失策したのをきっかけに一、二塁とされ、野村の右前打で先制を許した。しかし、2回2死満塁で郡司を投ゴロを打ち取るなど、その後は粘りの投球を続けた。

 日本ハムの先発山崎に苦しんだソフトバンクだが、4回無死、山川穂高が2試合連続の9号同点ソロを右翼テラス席に運んだ。この後は有原と山崎の息詰まる投げ合いが続き、有原は8回、山崎は7回をともに1失点で降板した。

 試合は延長に突入。ソフトバンクは有原の後、オスナ、松本裕樹、藤井皓哉、ヘルナンデスとつないで、日本ハムに得点を許さなかった。ソフトバンクは延長12回、先頭の近藤健介が左翼へ二塁打を放って出塁。代打野村勇の申告敬遠、リチャードの中前打で無死満塁となり、代打周東佑京がサヨナラの左犠飛を放った。ヘルンデスは初勝利。