西武は24日、夏の恒例イベント「ライオンズフェスティバルズ2024」(8月2日〜9月1日)の期間中に着用する限定ユニホーム「ハントブルーユニホーム」を発表した。期間中の27試合(ホーム15試合、ビジター12試合)で着用する。

 ユニホームは多くのブランドやJ1札幌のユニホームなどを手がけているクリエーティブディレクターで、埼玉県所沢市出身の相澤陽介氏がデザインした。「獅子たちが、夏の月夜に敵を狩る」をコンセプトとして、夏の月夜を表現したネイビーに、夜行性のライオンが勇ましくほえている様子を表現した。

 全身にはストライプで獅子の爪痕を表現。相澤氏が「個人的に野球のユニホームは下半身を白にして上半身とバランスを取るのが美しい」とこだわった。キャップは「ファッションの中でも非常にトレンディーで野球に興味がない方でもかぶっている」という狙いで「Saitama Seibu Lions」からSSLの3文字でロゴを構成した。

 24日にベルーナドームで行われた発表会に出席した相澤氏は球場の近くに実家があったことを明かし「1980年代後半から90年代にかけて見ていたので、子どものころから常勝軍団だった。このユニホームを着れば全勝できるという思いを込めてデザインした」とエール。ユニホームを着用した佐藤龍世は「例年ライオンズは夏に強いと言われているので、これを着て夏に強いライオンズをファンの皆さんに見せられたら」と誓い、古賀悠斗も「デザインされた思いも背負いながら全勝できるように戦っていきたい」と決意した。

 8月4日と同25日の楽天戦では一部の座席を除く来場者に限定ユニホームを配る予定。