パリオリンピックの代表選考会を兼ねる陸上の大会が新潟市で開催されるのを前に、新潟市出身で男子走高跳びの長谷川直人選手が市長を表敬訪問しました。

新潟市の中原八一市長を訪ねたのは、日本陸上競技連盟の関係者やサトウ食品新潟アルビレックスランニングクラブの男子・走り高跳び、長谷川直人選手です。

新潟市北区出身の長谷川選手も出場する日本陸上競技選手権大会は、6月27日から新潟市のデンカビッグスワンでパリオリンピックの代表選考会として開催されます。

【新潟市 中原八一 市長】
「今回は地元・新潟ということで、だいぶコンディションは調整はうまくいくんでしょうけど」

【サトウ食品新潟アルビレックスRC 長谷川直人 選手】
「ビッグスワンはとても好きな競技場で、自己ベストもビッグスワンで出した記録になる」

去年、世界選手権に初めて出場した長谷川選手。6月の大会で3位以内に入ることがパリオリンピック出場の条件の一つです。

【サトウ食品新潟アルビレックスRC 長谷川直人 選手】
「人生において、何回出られるチャンスがあるかという貴重な大会だし、地元新潟で開催されるということでうれしい気持ちもある。より一層、身が引き締まる。覚悟を持って大会に臨めると思っている」

一方、日本陸上競技連盟は新潟市内の小中学生に日本選手権の観戦チケットを配布。「トップアスリートに声援を送ってほしい」と話しています。