間もなく迎える夏を前に、胎内市ではアルパカの毛刈りが行われました。

【記者リポート】
「強い日差しが照り付け、汗ばむ陽気となっていますが、こちらにいるアルパカも衣替えをするよう」

胎内市の樽ヶ橋遊園にいる3頭のアルパカ。フワフワな毛が特徴で、元々は南米の高原地帯に生息しているため、寒さには強いものの、暑さには弱いといいます。このため…

【樽ヶ橋遊園 加藤誠園長】
「毛があることによって、熱がこもってしまいますので、首元とか足の付け根、必ずカットして熱中症対策に備えている」

毎年この時期に暑さ対策のために行われているのが毛刈りです。22日は長岡市山古志地区にあるアルパカ牧場のスタッフが応援に駆けつけ、作業にあたっていました。訪れた人もその作業に興味津々の様子です。

【訪れた人】
「ああいう刈り方をするのかと思って、ビックリしている。大人しいものですね」

寒暖差が大きいほど伸びるというアルパカの毛。ことしは暖冬の影響などで例年に比べ毛量が少ないと言いますが、それでも刈った毛は3頭で合わせて4.5キロほどに上りました。毛刈りを終えたアルパカは、さっぱりした見た目に…

【訪れた人】
「モコモコがあんな細くなってびっくりしている」

「気持ちよさそう」

【樽ヶ橋遊園 加藤誠園長】
「年々暑くなってきてますので、対策をしっかりして、お客様に(アルパカの)健康な姿をぜひご覧いただきたいと思っている」

樽ヶ橋遊園のアルパカは11月いっぱい見学できるということです。