サッカー明治安田J1リーグ、アルビレックス新潟は5月25日ホームでアビスパ福岡と対戦。ルヴァンカップから中2日で迎えた試合でした。公式戦連勝で波に乗りたいところでしたが、チャンスを生かせず、今シーズン3度目の連敗を喫しました。

【齋藤正昂アナウンサー】
「1か月で7試合を戦った5月の連戦もきょうが最終戦です。ケガ人も相次ぐ中、総力戦で福岡を迎え撃ちます」

延長戦にもつれ込む試合を制したルヴァンカップ、アウェー秋田戦から中2日。先発出場したフィールドプレーヤー全員が秋田戦の帯同メンバーという厳しい状況の中、アルビは公式戦連勝を目指してホームで福岡を迎え撃ちました。

試合は前半5分、さっそくチャンスが生まれます。

テンポのいいパスで右サイドから前進すると、小見のクロスに中央の長倉!これは惜しくも枠を外れます。

今度は左サイドでサイドハーフ起用の谷口がペナルティーエリアの外からシュート!こぼれたボールを小見が押し込みますが、ゴールネットを揺らすことができません。

得点を奪えずにいると、前半37分に相手に与えたフリーキックを直接決められ、福岡に先制を許してしまいます。

その後は、リードをし堅い守りを敷く福岡に対し、主導権は握るものの疲れからかボールを前に運ぶことができないアルビ。

【アルビ 松橋力蔵 監督】
「スピードの緩急というものが生まれづらかった。それが、ある一定の選手ではなく、本当に全体的なところにあったのかなと」

相手ゴールに迫る場面をつくってもシュートが枠を捉えられず、後半39分には中央への浮き球のパスから失点してしまい2点を追いかける展開に。

試合終了間際に松田のクロスを最後は早川が押し込み、ようやく1点を返します。

しかし、試合はそのまま終了。アビスパ福岡に2−1で敗れ、今シーズン3度目の連敗を喫しました。

【アルビ 秋山裕紀 選手】
「ファイナルサードのところでの仕掛けだったり、大胆さというところが一つ、二つ足りなかったからこそ、ゴールに直結しなかったというのはあると思う。そこに対しての、しっかりボールを保持するところ、大胆に攻撃を仕掛けていくところのメリハリというのはつけてやっていかないといけない」

現在16位のアルビは6月1日、アウェーで現在首位の町田と対戦します。