18日昼すぎ、京都府福知山市にある飲食店の倉庫にクマが入り込み、今も居座っているということです。現場から中継です。

クマが居座っているとみられる飲食店の倉庫の前に来ています。先ほど、倉庫の中で爆竹が4回鳴らされました。クマは捕獲せず逃がす方向で作業を進めているということで、まずは爆竹を鳴らして、クマの反応を確認しているということです。

しかし、4回爆竹を鳴らした後もクマの反応は確認できず、現在、職員が中に入ってクマがいるかどうかの確認を進めているところです。

この倉庫の奥は事務室と更衣室になっていて、その入り口には棚のようなものが置かれ、それを市の職員が押さえています。この部屋の中にクマがいるとみられます。

警察によりますと、福知山市夜久野町にある飲食店「はっかく亭」の敷地内にある倉庫の中に、クマが居座っているということです。午後1時半ごろ、この店の従業員から「クマが建物に入ってきた」と通報がありました。

クマ1頭がこの倉庫の中にある部屋に居座っているとみられ、警察官や市の職員らが、クマが倉庫から出ないよう扉を押さえるなどし、対応しているということです。

通報した従業員によると、クマの大きさは1メートル前後で、見つけたときは少し暴れていたということです。

――住民はどのようなことを話していますか?

「この周辺はクマが出ることは少なくないが、ことし春になってからは初めてだということで、今朝も散歩で通った道にクマが出たということをとても不安だ」と話していました。