ゴールデンウイーク初日を迎え、能登半島地震で被災した石川県の能登地域では多くの災害ボランティアが片付け作業を行いました。

ゴールデンウイーク初日、のと里山海道の高松SAにはこれから被災地へ向かう人たちの姿が。

ボランティア「ショーケースの運び出しなどで力仕事が必要になってくると思うので貢献できたらいいなと思っています」

取材班も、のと里山海道を北上し能登方面へ向かいましたが、目立った混雑はありませんでした。

そして、穴水町に到着すると早速、ボランティアが宿泊施設の片づけを行っていました。

穴水町ではゴールデンウイークは通常より3割ほどボランティアの受け入れ人数を増やしていて、この宿泊施設でも普段の倍近くとなる23人が活動しました。

埼玉から来た人「たまたま仕事の合間でちょうど(来られた)」

東京から来た人「ほんの小さいことですけどお手伝いできれば」

依頼した人「数か月待っていました。全然運べないものをいっぺんに運んでいただいて、感謝しかないですね。すごい助かっています」

このゴールデンウイークは能登の各地でボランティアの受け入れ体制を強化していて、1日の活動人数は奥能登全体で過去最多となる300人以上を見込む日もあり、これまで以上に復旧作業が進むことが期待されます。