【石川】能登半島地震で大きな液状化被害が発生した内灘町が、庁内に災害復興本部を設置した。年度内をめどに道路や住宅の再建についての計画策定を目指す。

 復興本部は、川口克則町長を本部長に、町幹部らで構成。住まい・暮らしの再建や液状化を踏まえた災害に強い町づくり、地域産業の再生の三つの柱で復興に取り組む。

 今後、学識者や地区の代表による検討委員会を開き、年内に基本となる復興計画を、年度内には具体的な再建方針を示す復興まちづくり計画を策定する方針だという。(久保智祥)