G7(=主要7か国)の外相会合が17日、イタリアで始まりました。イスラエルを攻撃したイランに対し、制裁を強化することなどが検討されています。

G7外相会合は17日から3日間の日程で行われ、日本からは上川外相が出席しています。

AP通信によりますと、会合ではイスラエルを攻撃したイランへの制裁を強化することなどが話し合われているということです。また、イランへの対抗措置について、イスラエルに自制を求めることなどを盛り込んだ共同声明を発表する見込みです。

こうした中、イスラエルメディアは、イスラエル政府が17日、イランへの対抗措置について詰めの協議を行い、対応を決定したと伝えています。

イギリスとドイツの外相が17日、ネタニヤフ首相と会談しましたが、終了後、ネタニヤフ首相は「独自の決断を下す」と述べたことを明らかにしています。

戦時内閣の閣議は18日も開かれるということで、イランへの対抗措置が今後、どのような形で行われるかが焦点となっています。