ウクライナのシュミハリ首相は18日、アメリカ議会でウクライナ支援の緊急予算案が可決されれば、数週間以内に軍事支援が開始されるとの見通しを示しました。

アメリカ議会下院のジョンソン議長は、ウクライナを支援するおよそ9兆円の緊急予算案を20日に採決することを目指しています。こうした中、アメリカを訪問しているウクライナのシュミハリ首相が18日会見し、アメリカ政府当局者が「法案が可決されれば数週間以内に軍事支援が開始される」と保証したと明らかにしました。

また、経済分野の支援は融資の形をとることになることについて、歓迎する意向を示しました。

シュミハリ首相

「どのような形であれ、米政府の財政支援に感謝している。わが国の予算を支えるものだ」

また、シュミハリ首相は日本からの支援について「G7=主要7か国で存在感を示し、ウクライナを資金面で支えている」と述べ、謝意を示しました。