ロシアのプーチン大統領は25日、「5月に中国を訪問する予定」と述べました。来月の大統領就任式後、初めての外遊先が中国になるとみられます。

プーチン大統領は25日、ロシアの企業家らとの会合に出席し「5月の訪問が計画されている」と述べて中国を訪れる考えであることを自ら明らかにしました。詳しい日程については明らかにしませんでした。

プーチン大統領は来月7日に通算5期目の大統領就任式を控えていて、新しい任期初の外遊先が中国になるとみられます。プーチン大統領は去年10月、習近平国家主席の招きで北京を訪れていて、わずか7か月で2回、訪中することになります。

また、ラブロフ外相は22日、ロシアが議長国をつとめる10月のBRICS首脳会議への習近平国家主席の出席について、「ことしの重要行事」と説明していて、習主席も去年3月に続いて、2年連続でロシアを訪れる可能性が出ています。