ロシア国防省は、12日、西部ベルゴロド州がウクライナにミサイルで攻撃され少なくとも7人が死亡したと発表しました。

ロシア国防省は、12日、ウクライナと国境を接するベルゴロド州が少なくともミサイル12発で攻撃され7人が死亡したと発表しました。ウクライナによるテロ攻撃だと批判しています。

一方で、ロシア軍はウクライナ東部ハルキウ州で新たに4つの集落を制圧したと主張しています。ロシアは10日にハルキウ州に侵攻し5つの集落を制圧したと発表していましたがさらに攻勢を強めているとみられます。

ウクライナのゼレンスキー大統領はハルキウ州での兵力を増強し7つの集落で防衛作戦を展開しているとしています。

アメリカの戦争研究所は、今回のロシア軍の動きには戦略的な目的があると指摘したうえでドネツク州などからウクライナ軍の兵力をハルキウ州へ引きつけ、手薄になった前線を突破する狙いがあると分析しています。