妊婦に影響を与えるとされる歯周病のリスク発見に役立ててもらおうと、大分県宇佐市の会社が検査キットを市に贈りました。

検査薬の製造などを手掛ける宇佐市の医薬品メーカーアドテックが250個の検査キットを贈りました。

アメリカの研究では妊娠中、歯周病にかかると早産や低体重児になる可能性が7倍以上になると言われていて、妊娠初期の検査が勧められています。

専用の綿棒を使って舌の上の検体を採りアドテックに郵送で送ると1週間ほどで結果が出るそうです。

ワタナベメディカルグループ 渡辺一平副代表

「少子化が進む中でせっかく妊娠された方が早産・死産・流産せずに普通体重で出産出来るようなお手伝いができたらいいかなと思います」

検査キットは、宇佐市役所と支所で妊娠届を出した妊婦に配られる予定です。