大学生が観光業界の現状を聞き、課題を解決する方法を考える授業がありました。

別府大学の「観光マネジメント」の授業の一環として開かれました。

観光業界の担当者からインバウンドについてなど直接話を聞くことで、グローバルな視点を持つことが目的です。

7日は韓国の航空会社チェジュ航空の社員が登壇しました。

チェジュ航空は大分と仁川を結ぶ路線を週に5往復運航しています。

2023年6月に就航後、これまでのべ5万4千人が利用しています。

そのうち8割以上が韓国人で、円安の影響もあり、ゴルフ目的の観光客が増えている現状などが紹介されました。

また、チェジュ航空は大分の人にも飛行機を利用してもらうアイデアがないか学生に投げかけました。

(学生)

「韓国のアーティストを広告に使っているということだったが、日本にいるファンに向けてコンサートの優待券を付けるというのがいいのではないかと思った」

授業は7月上旬までにあと4回行われる予定で、かまど地獄や沖縄のリゾートホテルの担当者などが招かれます。