万一の地震や津波に備えようと保育園児が高い建物に逃げる避難訓練をしました。

大分市の認可外保育園パシフィックイングリッシュ王子校では、6月10日に避難マニュアルを改定しました。

26日は、その新しいマニュアルに沿って初めて訓練を行いました。

南海トラフ地震が発生し津波が襲ってくるという想定です。

園の建物は3階建てで、これまでは避難場所を園の屋上にしていましたが約130メートル離れた警備会社のビルの屋上に変更しました。鉄筋コンクリートの5階建てで、より安全が図れます。

26日は園児50人と職員が実際に歩いてビルへ向かい、避難経路などを確認しました。

園児

(Q地震・津波が来たら?)

「頭を押さえる」「高いところに行く」

NIKKO 松井秀文総務部長

「園児たちは安全に完全に避難を完了するようわが社も最大限の協力をさせてほしい」

保育園がある場所は南海トラフ地震による津波浸水が最大1メートルほどと予想されていて、園長は「いざという時に慌てず落ち着いて行動出来れば」と話しています。